MASTERキートン・MONSTER・20世紀少年・あの浦沢直樹の右腕が作った歴史漫画大作!「イリヤッド」ネタバレ・おすすめ漫画をご紹介します!
皆さんこんにちは。
さて今日は、ずっと紹介ブログを書きたいと
思っていた私の大好きな漫画をご紹介いたします!
この漫画は2002年からスタートして2007年に連載が
終わった漫画ですので、少し古い漫画ですが、
内容は古代の歴史漫画ですので、
いま読んでも持ったく色あせない面白さがあります。
内容は人類最大のミステリーの一つ、
「アトランティスの謎」に迫る歴史漫画です!
「イリヤッド」
魚戸おさむ(画) 東周斎雅楽(原作)
この漫画の原作は東周斎雅楽(とうしゅうさい がらく)
本名は長崎尚志さん、他にも小説も書いているので
たくさんのペンネームを持っている人です。
この人の才能は本当にすごいです!
私は逆にこのイリヤッドを読んでからこの人を知ったんですが、
あの天才漫画家、浦沢直樹の右腕とも言われている人です。
彼が原作やプロデューサーとして関わった作品は他にもあるみたいですが
主な作品としては・・・
・MONSTER
・ZIG
と名作中の名作ばかりです。
このイリヤッドはどんな作品なのか?と言えば
アトランティスの謎に迫る、
歴史ファンタジー&ミステリー&サスペンス&ヒューマン漫画ですw
なんだなんだ?どんだけごちゃ混ぜなんだ?
と思った方もいると思いますが、本当ですw
とにかくごちゃまぜ感は半端ないです。
でもそれが本当に飽きさせない構成になっているので
読んでて飽きないです。
普通これだけの歴史専門書の文章を引用したら
歴史が好きな私でも飽きてきてしまいますが、
いろいろな要素を組み合わせて
飽きさせない工夫が半端ないです。
歴史好きな人、ミステリー好き、あとは旅行好きの人は
飽きずに読めると思います。
旅行に行ったときに実際の場を訪れて
その土地の歴史に思いを馳せるのもいいんじゃないと思います。
あらすじ
主人公の入矢修造は、アトランティスを発見すべく世界各地を訪れるが、
その入矢の命を謎の暗殺集団「山の老人」が狙う。
アトランティス探索という歴史ミステリー的性格と、
謎の暗殺集団である「山の老人」との対決というサスペンス的性格とを
兼ね備えた作品である。また、挫折したり心に傷を負ったりした人物が、
入矢の夢を諦めない姿勢に感動して立ち直るという話も多く見られ
(そもそも、主人公の入矢自身が挫折した人物である。)、
ヒューマンストーリー的性格の強い作品でもある。
『イリヤッド』とは主人公入矢が母親とともに営む入矢堂という骨董店とも掛かっているが、ホメロスの叙事詩『イリアッド(イリアス)』が根底にある。 シュリーマンやアガメムノンなど、作品中にそれに関わる名前、人物が多く登場する。
出典:wikipedia
魅力1:アトランティスって本当にあったん????
まず、このアトランティスを題材にした本格的な漫画ということ自体が魅力です。
これはどういうことかというと・・・・
アトランティスとは今の現代文明が発展する遥か昔、
1万年以上前に存在し、その後、島ごと海中に没した
という伝説の島であり伝説の文明です。
もし、このアトランティスが存在をしたとすると、
世界最古の文明になり、人類の起源になります。
超有名な学者しか話をしていないので、普通であれば
その人のホラということですが、
あれだけ有名な人が熱心にホラを吹くのか?
ここがそもそもの始まりです。
ちなみにここで突然、問題ですが、
「これまでの歴史上で一番読まれた本は何だと思いますか?」
・
・
・
はい。それは「聖書」です。
聖書は今もこれからも破られることがない人類の大ベストセラーです。
それでは聖書の次に読まれた本のテーマは何だと思いますか?
・
・
・
はい。答えは「アトランティス」関連の本です。
それだけアトランティスは人類全体、世界中の人が
興味を抱いてきたテーマなんです。あなたも読めば興味がわくはず!
魅力2:昔の難しい本や伝記・伝説をこれでもか!とわかりやすく解説してくれる!
先ほども書きました、アトランティスを探すために
主人公のイリヤが世界中を旅しながら様々な伝記や遺跡を巡るんですが、
まずは『トロイ』 を発見した 『シュリーマン』 の日記が
発見されたことに始まり、『東方見聞録』 『ギリシャ神話』 『旧約聖書』
などはもとより、
『日本の昔話』 『始皇帝』 『ナチスドイツ』 『アーサー王』 『ソロモン』
世界中の文献や人類の歴史すべてを取り込もうとする熱意と構成力は
本当に普通の人ではできないです。
もともとの知識はあったとしてもこれだけの文献を取り込み
それをアトランティスと紐づけて話を作っていくわけですから、
並の知識と構成力では到底無理です。
本当に東周斎雅楽(とうしゅうさい がらく)さんの天才ぶりに
ただただ感動します。
そして、様々な遺跡を巡る旅は読んでいて本当に心躍ります。
私もいつかこれだけの遺跡を巡る旅をしたい!!!
魅力3:諦めない心が胸をうつ!
やっぱり考古学者の人って本当にすごいな!と思うんですが
そもそもあるか分からない事例や内容に対して自分なりの
仮説をたてて何年も地味な発掘や研究をつづけていくわけですので
非常に根気がいる仕事なんですよね。
私も昔、考古学者になりたいと思ったことがありましたが
考古学者を調べれば調べるほど難しいなと思った記憶があります。
どれだけ人に批判されようが、自分の信じた信念や証明したいことを
やり遂げる人たちがたくさん出てきます。
そして、何千年前からある人類の物語を読んでいくと
本当に一人の人間ってなんてちっぽけなんだ・・・
私の悩みなんて・・・wと思わせてくれます。
ぜひ読んで頂きたいと思います!
特に学生さんは歴史の勉強にもなりますし、
親に歴史の勉強してるから!と胸を張ってさぼれるかも?
しれませんよ・・たぶん無理かもw
最後に、この漫画は真面目に全部を読もうとすると
非常に難解に感じる場面があります。
そういう場合には「あーそんな感じかな」ぐらいで
読み進めることとおススメします。
あと、全巻をどっかでまとめて読んだ方がいいです!
バラバラに読むと中々つながらなく可能性あります。
私は3回、全巻を一気に読みました!
ぜひお時間あるときに読んでみてください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございます。
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